LEDによる節電事業を、市民と商店街等とNPOが協働ですすめます。
「節電所」とは、省エネリフォームされた施設のこと。
新しく節電所という施設を作るのではなく、
省エネ機器を導入して、いまある施設を「節電所にリフォーム」します。
※英語ではネガワット[1990年にエイモリー・ロビンス氏(米)が提唱]
世界で初めて節電所のアイデアにたどりついた エイモリー・ロビンズ氏(独・ロッキーマウンテン研究所所長)は、
次のように答えています。
「省エネ型の機器を購入」するのは、自分の家庭や工場に「小型発電所を建設するのと同じこと」になります。
例えば、75Wの電球と同じ明るさで消費電力が15Wの電球を購入すれば、
60ネガワットの小型発電所を建設したことになります。
ネガワットは『マイナスの電力、使われなかった電力』という意味です。
こうして節約された電力は電力会社に送り返され、他の顧客に売られることになります。
それだけ発電する量が少なくてすむわけです」。
このようなネガワット発電所、すなわち「節電所」は、多くの点で「本当の」発電所と変わらないのです。
「Nega watt ネガワット」 (2001)
著:ペーター・ヘニッケ(独)他、翻訳:朴勝俊より
ESCO事業者は、その事業所に合った「省エネ提案」をし、初期費用を「肩代わり」します。
そして、下がった電気代から報酬を受け取ります(初期費用+ESCO事業者の利益)。
ESCO事業者は、肩代わりする初期費用を有している必要がある。
この市民共同節電所では、その初期費用を市民ファンドで調達します。
また市民ファンドであれば、自前資金をあてるよりも、波及につながります。
「市民」と「事業所」の協力によって、初期投資ゼロでLEDを導入できるシステム